治療方法 詳しい解説 院内対談 歯周病Q&A 医院コンセプト

治療方法詳しい解説

”歯周病完治への道” 解説

歯周病とは・・・
歯を支えている周囲の骨が溶けてしまう病気です。
全く痛みを伴わないため、“サイレントキラー”と言われています。
本来歯ぐき(歯肉)は、歯を支える骨の上に2mmのっています。
歯ぐきが下がっていないからといって油断してはいけません。
気が付かないうちに歯を支えている骨が溶け出している事もあるのです。



■ 初期 の状態

歯ぐきの炎症が主です。軽くブヨブヨしている状態です。(本人もあまり気にしていません。)

  • 最初は歯ぐきがむず痒い
  • 少し骨が下がり始めるとアリが這っているような感じがする(蟻走感)
  • むず痒い為、指で押すと気持ちが良い気がする

初期の治療
歯に付いた歯石やプラークを取り除きます。スケーリング・ルート・プレーニングと言います。
塗り麻酔を使用し、超音波スケーラーで取り除きますので、
それ程痛みはありません。ご安心下さい。

■ 中期 の状態

それをすぎると歯を支える骨の周囲がゆるんできます。
歯の周囲のポケットが深くなります。この頃から口臭や歯肉を押すと膿が出はじめます。

  • 歯が浮いた感じ
  • 歯に力が入らない感じ
  • 強く噛みしめられない

中期の治療
レーザーメンテナンス + 高周波通電

この頃から通常の歯石除去やプラーク除去(スケーリング)だけでは間に合いません。
“ブラッシングで良くなる”とも言いますが、私は決してそうは思いません。
触ってもブヨブヨして痛い所を歯ブラシでゴシゴシ磨ける人はあまりいません。
中には頑張りやさんが痛みをこらえてゴシゴシ磨きますが、
かえって炎症を起こして腫れてしまいます。

中期に有効なのがCO2レーザーで歯ぐきの引き締め、
高周波通電で歯周ポケットの殺菌と活性化です。
“自分の体にここが悪いんだ、早く治せ”と刺激をあたえる事で治りを早くします。
それが活性化です。

医者のさじ加減

これは昔、漢方医が患者の病状に合わせて薬の量を薬さじで加減した事から
言われていますが、レーザーのかけ方も全く同じです。
当医院では導入して10年以上も経ちますので、そのさじ加減は心得ているつもりです。
当医院独自のメニュー(モード)で何種類もセッティングしてありますので
どの病状の人にも有効です。

■ 末期 の状態

末期の初期
1/3程度、歯を支えている骨が下がった状態
治療
レーザー・高周波通電・半導体レーザーで歯周ポケットの焼却を行ないます。

末期の中期 
1/2程度、歯を支えている骨が下がった状態
シーメンス社のぺリオテスターも悪い数値を示し、本人もユレを感じます。
繊維性の食べ物が噛み切れなくなるのがこの頃です。焼き芋が噛み切れません!
ほかほかの焼き芋に噛みつき、本人は噛み切ったつもりでも、
繊維だけニューっと出てきてしまいます。
つまり、繊維が噛み切れない状態が起きています。

末期の末期
歯を支えている骨がついに1/3程度になってしまった状態
一刻も早く歯周固定療法を行なわないと手遅れになります。
歯を支える骨が1/3を過ぎて根の先まで溶けないように早めに治療を受けて下さい。
治療
歯と歯を被せてつなげる事で、食事や夜中の噛みしめで歯がユレない環境をつくります。

当医院の歯周病治療は9割方切開オペをしないで歯の延命効果が得られます。
大切なのは最後の1/3の骨をこれ以上放置して溶かさない事です。
こうなると切開オペをしても予後が悪く、保存不可能になってきます。(抜歯へ・・・)
当医院に通われている患者さんは、意識レベルが高く、“ダメなら抜いて部分入れ歯”
という図式は好みません。患者さんの大半が、年齢に関係なく自分の歯でしっかりと噛みたい!
と願っているのです。